当院における新型コロナウイルス感染症発生について(第7報)
8月24日、職員1名が新型コロナウイルス抗原検査陽性と判明しましたので報告します。今回、陽性が判明した医師1名は、 8月23日夕方以降に発熱38℃台、咽頭痛がみられ、当院振り分け外来受診、抗原検査陽性であることが判明しました。
緊急に臨時感染対策委員会を開催し、保健所とも相談の上、診察した患者さんの健康状態を把握することと、濃厚接触者および健康観察の対象者を検討しました。発症日は8月23日に想定され、感染リスクが高い時期は8月21日から23日までの期間(発症日含む)と考えられます。この期間で当該医師の勤務は8月21日のみで、外来診療と病棟での診療を行いました。
当該医師は診療に従事している間、常にマスクを着用するなど、感染対策を徹底していたため、院内には濃厚接触者はほとんどいませんでした。8月24日、今回陽性となった医師と感染リスクが想定される患者さんおよび院内スタッフ対して、念のためPCR検査を実施しました。発症した本人を除き、入院患者さん3名と職員16名に検査を行い、全員の陰性が確認されました。8月25日に追加で職員1名の検査も実施し、結果は26日に判明する予定です。ご心配をおかけしますが、今後とも保健所と相談の上、注意深い観察を行い、感染防止と必要な情報の公開に尽力していきます。
最後になりますが、一般外来診療および入院診療については、通常通り運用しております。今後診療体制の変更が生じる場合にはホームページに掲載します。また、院内感染対策の一環として行っている「入院患者さんとの面会」については、これまで通り、原則として面会禁止を継続いたします。
皆様にはご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
2020年8月25日
横須賀市立うわまち病院
病院長
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