医学の進歩と共に重症先天性心疾患も、手術や治療によって順調に成長する方が増えてきました。しかし、そういう方々は成人期に達しても経過観察や治療が必要なことが少なくありません。現在、成人期に達した先天性心疾患患者の診療を行う施設はまだまだ少ないのが現状です。そのような患者さんの問題解決のために 2013 年に当センターは発足しました。神奈川県内はもちろん、全国から当センターに患者さんが紹介されてきています。令和元年度に制定された「成人先天性心疾患専門医」の資格を副管理者の宮本が有しており、小児科・成人循環器内科・総合内科・救急総合診療部そして様々な職種が連携して診療にあたっています。