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施設概要

薬剤部

薬剤部紹介

スタッフは薬剤師27名、事務1名で構成され、夜勤体制で勤務シフトを組み、24時間体制で業務を行っています。処方せん調剤、注射調剤、がん化学療法・TPNの注射薬の混注業務、院内製剤、医薬品管理、医薬品情報管理業務、薬剤管理指導業務を行っています。また、チーム医療に参加し、医師・看護師・コメディカルと協力して、より良い医療の提供に努めています。

・認定実務実習指導薬剤師  4名
・緩和薬物療法認定薬剤師  1名
・抗菌化学療法認定薬剤師  1名
・糖尿病療養指導士     2名
・腎臓病療養指導士     2名
・NST専門療法士       1名
・心不全療養指導士     1名

目次

[1] 業務内容

[2] がん化学療法レジメン集

[3] その他

[1] 業務内容

調剤業務

外来は原則院外処方としているため、主に入院患者さんの調剤を行っています。調剤システムにより、重複投与や相互作用の確認を行っています。また、入院患者さんの薬は配薬カートにセットし管理しています。

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注射調剤業務(混注業務)

注射薬において、すべての患者さんに対し、一施用ごとの払い出しを行っており、薬の用量や配合変化等を確認しています。
がん化学療法における抗がん剤のミキシングは、専門の設備で調製を行っています。薬剤師が処方内容のチェックを行い、患者さんが安全に薬物治療を受けられるように努めています。
TPNのミキシングはクリーンベンチ内で無菌調製を行っています。

医薬品管理業務

救急診察室、内視鏡室、手術室、血管造影室、放射線科、血液浄化室の配置薬についても、薬剤師が毎日補充確認を行うことで、医薬品の管理に努めています。手術室では、個別カートに薬剤師が定数薬をセットすることで、業務の効率化に貢献しています。

薬剤管理指導業務

各病棟に担当薬剤師がいます。
入院患者さんやご家族に薬の説明や、薬の管理(持参薬の確認、配置薬の管理)を行っています。副作用歴、アレルギー歴、健康食品等の情報収集、処方薬の効果や副作用の確認を行うことで適切な薬物治療が行われるよう努めています。

院内感染対策業務

(薬物血中濃度の測定・解析による薬物療法(TDM)の最適化)
TDM(Therapeutic Drug Monitoring)は薬剤の適正使用推進には欠かすことのできない業務です。 TDM対象薬剤の投与量は、年齢や腎機能等により調節する必要があります。 薬剤部では、抗MRSA薬(バンコマイシン、テイコプラニン等)について、初期投与量設計並びにTDMに基づいた投与量調整を行い、有害反応の予防に重点をおき、その中で最も高い効果が得られる様、用量の提案を行っています。

院内製剤業務

治療や診断に必要な薬品で、製薬会社による製品化されていない薬品については、医師の依頼を受けて薬剤部で調製しています。現在扱っている品目は、耳鼻科用ネブライザー液、3%酢酸水、ルゴール液、5000倍ボスミン液、20倍イソジン液、モーズ軟膏など約30品目があります。

医薬品情報管理業務(DI業務)

薬事委員会の審議内容や最新の副作用情報、添付文書の改訂など毎月2回のペースで院内に発信しています。また、院内採用医薬品の資料を整理・保管し、医薬品の相互作用や注射薬の配合変化などの情報提供に活用しています。

チーム医療への参加(ICT、NST、緩和、褥瘡)

チーム医療とは医療に関わる様々な職種が患者さんの病状に応じてチームを組み、意見を交換しながら患者さんにとって最も効果的な治療方針などを提供し、サポートする取組みです。薬剤師は以下のチーム医療に参加しています。
・感染制御チーム(ICT)
・抗菌薬適正使用チーム(AST)
・栄養サポートチーム(NST)
・緩和ケアチーム
・褥瘡対策チーム
・包括的心不全センター
・心臓リハビリテーションチーム
・ICUサポートチーム
・骨粗しょう症リエゾンチーム
・術後疼痛管理チーム

実習生の受け入れ

薬学生の実務実習の受け入れを行い、薬学教育モデル・コアカリキュラムの目標を達成できるようにスケジュールをたてています。病棟業務をメインにし、チーム医療へ参加してもらい、実際の業務に近い内容で実習を行っています。

治験管理業務

[2] がん化学療法レジメン集

外科・消化器内科

外科・消化器内科レジメン集

呼吸器内科

呼吸器内科レジメン集

総合内科

総合内科レジメン集

泌尿器科

泌尿器科レジメン集

婦人科

産婦人科レジメン集

[3] その他

ジェネリック医薬品の調べ方(参考にしてください)

「日本ジェネリック医薬学会のホームページ」

「かんじゃさんの薬箱」

「ジェネリックの医薬品の検索」