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施設概要

診療放射線科



当科の紹介

一般撮影装置2台、ポータブルX線撮影装置5台、骨塩定量1台、マンモグラフィー1台、Cアーム型透視装置5台、透視装置1台、血管造影装置2台、CT2台、MRI1台、ガンマカメラ1台、リニアック1台を用いて検査、治療を行っています。また夜間緊急時においては夜勤者、待機者、各々1名体制で24時間365日いつでもCT、MRI等の検査を行っています。

医療設備

一般撮影室 | X線透視室 | 血管造影室 | CT室 | MRI室 | RI室 | 高精度放射線治療棟

一般撮影室

胸部、腹部、骨などの撮影を行います。マンモグラフィや骨塩定量の検査も行っています。下着・入れ歯など金具の付いたもの、湿布、エレキバン等は外していただく場合がありますのでご了承ください。衣服等については薄手の肌着・無地のTシャツ等は、そのままで撮影可能です。但し、ボタン、ししゅう、文字、プリント柄等は写真に写る場合がありますので、検査着に着替えていただくこともあります。なお妊娠している可能性のある方は撮影前に必ず医師、撮影担当者にお申し出ください。ご協力お願いします。

エックス線透視室

リアルタイムで体内を観察します。レントゲンが静止画なら透視は動画のようなイメージです。検査は多岐にわたり、当院では消化管、胆道系、膵管、気管支、骨、卵管、尿管、膀胱などを対象に検査を行っています。また写真の写りをよくするために造影剤を用いたり、内視鏡と併用して検査を進めることもあります。 胃透視では発泡剤とバリウムを飲み、体を動かしながら検査します。注腸造影ではお尻からバリウム、空気を注入し、体を動かしながら検査します。両者とも患者さんの負担が大きく、どうしても指示通りに動けない場合や、苦痛に耐えられない場合はスタッフにお申し出下さい。場合によってはかなり無理な体勢をとることもありますが、よい検査が出来るよう、ご協力の程よろしくお願いします。

血管造影室

カテーテルという細い管を血管内に挿入して、造影剤(血管等がよく見えるようにするお薬)を使用し連続的にX線撮影を行うことで血管や血管が栄養する臓器や腫瘍を描出し、診断・治療を行っています。 当院では2台の血管撮影装置を有しており、どちらの装置もFPD(平面検出器)を搭載しており、光学式検出器と比べ低被ばく・高画質の画像が得られます。さらに、3D撮影も可能で、最先端の検査・治療に対応しております。 特に超急性期が疑われる脳疾患や、急性期心筋梗塞などの心疾患が疑われる場合は、カテーテル検査・治療などを行い、救命救急の一翼を担っています。常に高度な医療技術を駆使し、最高の画像診断と最新の治療技術を、安全に提供いたします。 緊急時を除き基本的には予約検査は入院を伴います。検査は多岐にわたるので検査説明はその都度ありますが、わからないことがあればスタッフにお問い合わせください。また検査中は体を動かすことが出来ないため、なにかございましたらスタッフにお申し出ください。

CT室

CT装置は身体の組織や臓器によりX線の透過性が異なる差を利用して、白黒の濃淡で体の内部を画像化する装置です。 また造影剤というお薬を使用することによって血管や臓器が濃染され、病巣の有無や状態をより正確に評価することに役立ちます。 造影剤使用の長所と短所を考慮した上で医師が患者さんにとって利益になると判断した場合に行います。 造影CT検査の際には、検査時点での症状や以前にかかった病気、家族の方がかかった病気などに注意しながら安全に検査が行われるよう努めておりますが、 検査中あるいは検査後(1時間から数日後)しばらくしてから副作用症状が生じる場合があります。 異常を感じた場合はすぐに近くのスタッフにお声がけください。 ご自宅で副作用症状が生じた際は当院にご連絡下さい。 以下の病気等にかかったことのある方は、造影剤の副作用の生じる頻度が比較的高く、症状が強く出る恐れがあり、造影検査を行わない場合がございますので問診票での申告をお願いします。

  • 造影剤やヨード過敏症による症状(吐き気、息苦しさ、悪心、発疹、発赤、じんましん、血圧低下、頭痛等)がでたことがある方
  • 気管支喘息などのアレルギー疾患のある方
  • 薬剤過敏症やじんましんなどのアレルギー疾患のある方
  • 腎機能障害のある方

MRI室

MRIはCTと異なり造影剤(血管等をよく見えるようにするお薬)を使わずに血管を描出することができ、組織間のコントラストが大きいため軟骨や靭帯の評価にも有用な検査です。 検査によっては化粧等を落としていただく場合があります。狭いトンネルに入って検査を行うため、閉所恐怖症の方は検査できない場合があります。 検査時間は検査種によって異なりますが、おおよそ20分から40分程度です。検査前に更衣室で準備していただく場合がございます。予約時間に間に合わない場合はお電話(046-823-2630)にてご連絡ください。 金属類もしくは磁気を帯びたものなどは検査室に持ち込めないため、更衣室で必ず外していただきます。危険になる具体例を以下に示します。

  • 時計、携帯電話、財布、鍵、カード類、駐車券、アクセサリー類(ネックレス、ピアス、ブレスレット、ヘアピン)
  • 義歯、めがね、補聴器、ベルト、金属の付いた下着、湿布、エレキバン、カイロ、コルセットやサポーター、カラーコンタクトレンズ、針治療の針、耳つぼシールなど
  • 受付や検査前更衣室にて検査案内が重複することもありますが、金属類を検査室内に持ち込むと大きな事故になりますので、安全のためご協力よろしくお願いします。 造影MRI検査の際にはMRIでの造影剤(ガドリニウム造影剤、EOB造影剤など)を使用することによって、より診断に有用な画像を得ることが出来ますが、まれに副作用を起こすことがあります。 症状としては吐き気や嘔吐などが主なものですが、重篤なものではショックやアナフィラキシーショック、痙攣、腎性全身性繊維症(NSF)などがあります。 副作用等が生じた場合は症状に応じて速やかに対応しますが、安全に検査を行うために検査前には問診票へのご記入をお願いします。


    MRI検査を受けられる患者さんへ (検査前にご一読ください)


    RI室

    この検査室では放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を用いて検査を行います。 簡単な仕組みはこの放射性同位元素で目印をつけたお薬を注射(検査種によっては経口のものやガス吸引というものもあります)すると体内で特定の臓器等にお薬が分布します。 このときお薬につけた目印の放射性同位元素から微量の放射線が出るため、この様子をガンマカメラという機械で画像にします。 検査の種類によって検査準備(前処置)が必要な場合があります。予約時の注意事項をご確認ください。 検査で使用するお薬は検査当日にしか使用できず、事前に発注しております。直前に検査をキャンセルされた場合、お薬が廃棄になってしまうため、確実に来院し検査を受けられる日にご予約ください。

    高精度放射線治療センター

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