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南館4階病棟の運用再開について(回復期リハビリテーション病床を拡充します)

横須賀市立うわまち病院において、療養病棟として運用をしておりました南館4階病棟で、バンコマイシン(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の治療に用いられる抗生物質)に対し耐性を持った腸球菌であるVRE保菌者が発生しました。そのため南館4階病棟を閉鎖し、平成29年2月よりVRE保菌者専用病棟として運用しています。

平成29年6月28日、うわまち病院におけるVRE感染は収束宣言を行い、現在は感染対策が効果的に作用し、病院内でのVRE感染が制御できるようになったと判断されたため、10月1日より南4階病棟の運用を再開することにいたしました。

今後の方針として、外部委員で構成されたVRE対策会議において「VRE感染対策が長期化した理由として、急性期の患者さんと長期療養を必要とする患者さんが同一病院にいたことが大きな要因である」との意見が出されたこと、また、現在南館3階病棟(50床)で運用している回復期リハビリテーション病床の需要は高く、当病院の患者さんにおいても当該病棟への入院をお待ちいただいている状況にあることから、南館4階病棟の運用については、その大部分を回復期リハビリテーション病床、一部をVRE保菌者専用病床として再開することにいたしました。
なお、両病床の境にはドア等により仕切ることで、双方の患者さんが接触することが無いよう、引き続き院内感染対策を徹底いたします。

今まで運用していた療養病棟については、当面の間、運用を休止することになります。

うわまち病院に来られる患者さん、ご家族の皆様には何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

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