経営マネジメント職
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日々変化する
医療の現場で
力を発揮する
経営マネジメント職
経営マネジメント職
広い視野、深い知識を以て
情報の収集と分析を通じて
正しい経営判断に貢献する
医事課
2015年入職(新卒採用)
2015年3月経営学部国際経営学科卒業、同年7月入職。大学では経営マネジメントを学ぶ。入職後は医事課に配属され、会計業務に従事した後、医事係として医事統計データの作成に従事する。
私は横須賀市内で生まれましたが、中学から大学までは市外の学校に通学していました。大学3年生から本格的に開始した就職活動では主にサービス業を希望し様々な企業説明会等で情報収集をしていましたが、ある時、医療従事者である親戚からの話をきっかけに人々の生活にとって欠かせない機関である病院で働くことに魅力を感じました。横須賀市には総合病院が多数ありますが、家族が当院に入院した際に優しいスタッフに勇気づけられたことも同時に聞き、自分も事務として「患者さんに寄り添いながら力を尽くしたい」「地元に長く貢献したい」と思い入職を志望しました。
1年目から4年目までは会計係として収納業務に携わりました。主な業務は患者さんの外来診療や入院診療費を会計窓口で精算することでした。入職当時は右も左も分からない状態のなか、患者さんが不快な思いをされることがないよう先輩方の接遇を見本に緊張しながら目の前の仕事に取り組みました。それから徐々に業務に慣れてからは、あらかじめスケジュールが決まっている業務だけではなく、窓口での患者さんからの問い合わせに対しても臨機応変に対応できるようになりました。支払いに不安を感じている方へ治療ごとの費用を説明したり、概算を素早く算出したりと自分で出来ることの幅が広がっていき、少しずつでも成長していることを実感できる日々でした。
5年目から現在までは医事係として日々の患者数や収益等を把握するための”各種統計資料”を作成する業務を行っています。たとえば外来患者や入退院患者統計、入院ベッドの稼働状況、診療収入の推移などの情報をまとめます。これらの統計資料は病院の経営分析に必要な要素を詳しく把握することができ、分析結果は経営改善や今後の病院方針決定の一翼を担っています。
入職するまでは医療事務の専門学校を卒業した方が病院で働かれているイメージを持っていましたが、実際に入職してみると一般大学を卒業した方も多いことに驚きました。当院経営マネジメント職は入職時のOJTや毎月開催される事務職研修等で病院機能について基礎から正しく勉強できる機会が充実しており、加えて経験豊富な先輩や上司からの教育指導も手厚いことが魅力です。医療に関する知識がゼロだった私も今では医事統計の作成を担うまでに成長することができましたが、さらに知識を深めレベルアップしていきたいと思っています。
患者さんの中には毎日通院されている方がいます。会計係に配属されて半年を過ぎた頃、患者さんに名前まで覚えていただき「今日もありがとう」と声をかけて頂けたことがとても嬉しかったです。
ある時、「家族の医療費の支払いについて相談したい」と来院された患者さんがいました。患者さんのお話を聞くと、突然の入院によって支払いがすぐにできず不安を抱えていらっしゃることがわかりました。こちらから高額医療費制度をはじめとする患者さんの医療費負担を軽減する制度をご案内すると、安堵した表情でお支払いいただき、無事にご家族も退院することができました。このように、患者さんやご家族から支払いに関する相談を受けることが多々ありますが、どんな時も相手がどのような状況にあるのかを速やかに正しく理解し、適切な対応をすることは患者さんからの信頼に直結することを改めて感じました。
これまで会計係、医事係で経験を積んできましたが、医事課には他にも多種多様な仕事があります。診断書をはじめとする文書作成、診療記録への代行入力、病歴管理等は経営マネジメント職のなかでも医事課ならではの業務です。今後は今までの様々な経験を活かしながら、他領域の業務にもチャレンジしたいと思っています。より精度の高い分析や医事に関する知識のアップデートも引き続き行い、医事課のオールラウンダーになるべく実力をつけていきたいです。
これは社会人になってからの大きな変化の一つですが、通勤のためにバイクの免許を取得しました。最近は休日にも乗ることが多くなり、主に道の駅巡りをして楽しんでいます。また、夏季休暇を利用して学生時代の友人とキャンプに出掛けるなど、アウトドアを満喫しリフレッシュしています。時には他部署のバイク好きな職員と話が弾むこともあり、趣味を持つことで人生が豊かになることを感じています。
朝の外来は混雑するため、患者さんがスムーズに受付できるようご案内します。
前日の外来患者数や入院患者数を集計し、報告します。
午後に開催する委員会資料の最終チェックを行います。
医師や看護師長とともにレセプト(診療報酬明細書)審査について検討し、レセプト制度を改善しています。
入院ベッドの稼働状況、診療収入の推移に関するデータを作成します。
医事課は患者数や手術件数などあらゆるデータを収集し、当院の全スタッフが患者さんに尽くした“結果”を可視化させる部署です。また、“病院の顔”として患者さんと直接関わりを持つ一面も持ち合わせています。医療に関する専門知識が既にある方はもちろんのこと、専門知識はないけれど病院というフィールドで他者のために力を尽くしたい方はぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?
経営マネジメント職
誰かのために力を尽くしたい
その想いが私の原動力に
総務課
2020年入職(新卒採用)
2020年3月社会学部社会福祉学科卒業。同年4月入職。入職後は総務課人事係として雇用管理業務や代診業務に従事する。その後、給与係として職員の産育休手続きや各種手当処理業務に従事しながら福利厚生に関する業務も担当する。
私は横須賀市で生まれ育ち、高校生まで市内に通学していました。大学進学後、平日は都心のキャンパスで忙しない日々を過ごしていた一方で、休日は自宅やその周辺で家族や地元の友人とゆっくり過ごすことが多くなりました。市内の隠れた名店探しや、それまで行ったことの無かった観光スポットに足を運ぶ生活を4年間続けるうちに、自然豊かで穏やかな横須賀の街を愛しく感じ、地元で働きたいという想いが芽生えました。また、大学在学中に私自身が大きな手術を経験し入院生活を送ったことをきっかけに、日々懸命に治療されている病院スタッフの一員になりたいという夢を持ちました。就職活動中に市内の病院を調べている時、当院のホームページで経営マネジメント職の募集を行っていることを知りました。病院の事務というと、診療情報管理士等の資格を持った職員が医事業務を行っているイメージを持っていましたが、当院では資格を持っていない方でも医事業務はもちろんのこと、総務や施設に関する業務を行うことができ、一般大学を卒業した私にも活躍できるポジションがあると感じ入職しました。
入職1年目から2年目は人事係を担当しました。それまで採用される立場だった自分がいきなり人事業務を任されたことに戸惑いを感じましたが、人事業務は採用活動だけではなく、労働条件通知書や辞令書等の書類作成や代診業務など幅広くあることを知りました。代診業務とは、医師が不足しているへき地の病院に当院の医師を派遣するための業務です。当院は年間約1,000日、北は北海道から南は沖縄まで多数の医師を派遣し、地域医療に貢献しています。派遣先の病院との日程調整や航空券の購入等、多くの事務手続きが発生しますが、持ち前のきめ細やかで慎重な性格を活かし、正確な書類作成に努めました。さらに、他院と連絡を取る際は素早く丁寧なレスポンスを心がけることでスムーズな業務遂行に繋げました。
2年目を終えようとしていた頃の上司との定期面談で「総務課として様々な経験をもっと積みたい」と伝えたところ、3年目からは給与係に担当が変わり、出産手当金や育児休業給付金の手続き等を行うことになりました。制度の内容は日々変化するため、厚生労働省のホームページを確認したり、ハローワーク主催の勉強会に参加したりすることで正確な情報収集をしています。また、蓄えた知識は毎週開催している勉強会で他職員にアウトプットし、総務課全体での知識のアップデートに繋げています。
当院事務職は部署間の垣根が低く、悩んだ時はすぐに相談することが出来ます。また、一人ひとりがはつらつとし、活気があることも特徴です。
私は2年目から福利厚生に関する業務も担当しています。当院では毎年、職員旅行やバーベキューを開催していますが、コロナ禍でいずれも中止となってしまいました。そのため、職員が楽しめる企画を新たに考案し、当院の開院20周年記念に合わせた“勤続20年表彰”と“うわまち病院オリジナルグッズの制作”を行うことが決定しました。勤続20年表彰対象者の中には、当院の前身である国立横須賀病院の時代から勤務している職員が多く、開院時から当院を支える職員に感謝の気持ちを込め、一人ひとりの心に残る記念品を考えました。また、うわまち病院オリジナルグッズは、SDGsや防災を意識した日常生活に役立つ品物を選定し、当院のロゴをプリントするなど工夫し、全職員に配布しました。企画の考案からグッズの選定、発注を一人で行うことは大きなプレッシャーでしたが、身近な先輩や上司に助言をいただきながら最後までやりきることが出来ました。グッズを受け取った職員から「良いデザインだね!」「毎日使いたい!」など感想を聞いた時には大きなやりがいを感じました。当院では新人もある程度の裁量を持てるため、様々なことにチャレンジし、新しい取り組みを考えることが出来ます。判断を委ねられ悩むことも多々ありますが、壁にぶつかった時は先輩や上司が必ず手を差し伸べてくださるため、大きく成長できる機会に恵まれている職場です。
休日は家でゆっくり過ごすことが多いです。学生時代に管弦楽団サークルに所属し、ビオラを弾いていたことから、社会人になってからも音楽に触れたいと思い、最近は電子ピアノを購入しました。クラシックやJ-POPなどジャンルを問わず弾いてみたい曲にチャレンジし、リフレッシュしています。
コロナ禍から導入された時差出勤を活用し、普段より1時間遅く出勤します。
職員の住宅手当や通勤手当を計算します。
産休に入る職員へ給与処理や産育休に関わる書類を案内します。
毎週火曜日、人事係と給与係が合同で情報共有を行う重要なミーティングです。
労働基準法や就業規程などの法に関する理解を深め、担当として必要な知識の共有を行っています。
産育休者や休職者へ各種手続きに必要な書類を送付します。
当院には現在約40名の産育休取得者がおり、男性の育児休業取得者も増えるにつれて自分の仕事の重要性を感じています。これまでは与えられた業務をこなすことで精一杯でしたが、今後は職員がより一層働きやすい職場づくりを目指したいと考えます。
給与業務はミスが許されず、常に緊張感をもって業務に取り組んでいますが、一人で抱え込まず、時には部署の先輩方に頼ることでチーム一丸となって働けることが当院の魅力です。
経営マネジメント職
粘り強く取り組み
新たな道を拓く
企画広報課
2017年入職(新卒採用)
2017年3月経済学部経済学科卒業。同年4月入職。入職後は施設用度課に配属され、医療機器・医療材料や一般消耗品の購買業務等を担う。その後、企画広報課に異動し新病院建設担当として現在に至る。
病院事務として働く父の背中を見て、医療機器の新規導入や病院機能を維持管理する仕事に自然と興味を持っていました。就職活動中に様々な病院を調べる中で、日々多くの患者さんを受け入れ、多職種が一丸となって地域医療を支えている当院に魅力を感じました。また、新市立病院建設の構想を知り、自らも新病院の建設に携わりたいと強く思い入職しました。
入職1年目から4年目は施設用度課で医療機器の購買業務や委託業務の管理を行いました。どの医療機器も高額であり、多額の予算を取り扱うことにはじめは戸惑いを感じましたが、医療機器メーカーから直接説明を聞いたり、機器の説明書を熟読したり、多くの知識をインプットしたことにより少しずつ自信を持って仕事を進めていくことができました。壁にぶつかった時には上司や医師、年齢が近い業者の方が親身になって話を聞いてくださり、それまで自分一人で解決しようと気負ってしまう面がありましたが、周りの人に相談しながら取り組むことができ業務のスピードもアップしました。
当時働くうえで意識していたことは「限られた予算の中でより多くの機器を購入すること」でした。患者さんに最新の医療を提供するためには、古い医療機器の更新や最新の技術を用いた医療機器の導入が必要です。医療機器を購入する際は、病院が今後提供する医療やその目的と頻度を理解し、収益見込みなどを盛り込んだ事業計画を作成していました。それらに加え、他院での導入例や購入金額、使用実績も調べることで可能な限り低価格で購入し、その差額で別の機器を購入することにより、病院全体の利益に貢献しました。
4年目には修繕費の予算管理も担うようになり、書類や修繕台帳の管理等で横須賀市役所とのやり取りが始まりました。正確な書類作成や定期的な情報共有に尽力することで市の担当者との信頼関係を築き、自身の成長にも繋がりました。
4年目の終わりに企画課へ異動が命じられ、5年目からは入職前からの夢だった新病院建設業務が始まりました。新病院設計図の作成から携わり「どこで」「だれが」「どのような」医療を行い、そのためにはどういった設備が必要なのかを各部署と検討を重ね、病室や診療室等のレイアウト作成を行いました。
また、様々な職種と議論を深めるなかで、新病院では現在よりも高度な医療を提供したいという情熱を感じる場面が多くあります。そのため、医療機器の充実や更新については特に多くの要望が上がりました。その一方で、経営マネジメント職は予算管理をする必要があります。施設用度課で経験した計画的な機器更新、院内全体を俯瞰する力を最大限活かし、更新する機器の優先順位付けや部門間での機器の利用共有等の提案を行い、限られた予算のなかでも可能な限り要望に応えられるよう努力しています。各部署の要望と予算との折り合いをつけることに難しさを感じますが、広い視野を持って提案を行い、より良い新病院の建設に向けて力を尽くしています。
6年目になると、企画課は“企画広報課”に部署名が変更されました。それまで新病院が完成することだけを考えて業務に励んでいましたが、患者さんに利用していただくためには「いつ」「どこに」「どのような」病院が建つのかを伝える重要性を感じ、広報業務にも精力的に取り組んでいます。施設用度課では設備の維持や機器の整備など医療の当たり前を支える仕事がメインでしたが、企画広報課での仕事は新病院建設や広報業務など、前例がないことに挑戦することが施設用度課との違いであり、大きなやりがいであると感じています。
新病院建設の他に病院経営指標の作成も行っています。経営指標は病院の収益に関わる重要な資料ですが、それまで病院経営について学ぶ機会が無かった自分が指標を作成出来るのか、最初は不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、上司に丁寧に指導していただきながら資料を作成し、会議での様々な意見を取り入れながら何度も修正を重ねた結果、最終的に全診療科の目標値を算出し経営指標を作成することができました。作成した経営指標は毎月の幹部会議で報告し、診療連携を強化する必要のある診療科の決定や、より力を入れて地域に向けた広報を行うべき診療科決定の指針となりました。諦めず粘り強く取り組んだ経験が病院経営の意思決定に繋がったことで大きな達成感を得ました。
新病院建設に関する会議に出席していると、どの部署が何の業務に携わっているのかが見えてくるようになりました。今後は、決定した新病院設計の中でどのように患者さんをご案内するのか、どのようにすれば職員がスムーズに診療に従事することができるのかについて各部署と検討を重ねていく必要があるため、各部署の機能について深く知り、広い視野で物事を考えられるようになりたいです。
また、新病院建設事務として各種業者の方々と同じレベルで議論するためにも、専門知識の必要性を感じ“ホスピタルエンジニア”という病院設備に関わる資格取得に挑戦し合格しました。試験勉強を始める前は会議中の議論内容を理解することで精一杯でしたが、資格取得後は専門用語の意味や病院設備のメカニズムまで理解でき、自分の意見を積極的に発言できるようになりました。今後は、危険物取扱者をはじめとした施設管理の実務に繋がる資格に挑戦し、病院設備のスペシャリストとして新病院の運営に貢献していきたいと思います。
病院事務職は病院の経営を支える重要な役割を担っています。多職種と連携して業務を進めることが多く、広い視野を持って物事を考えることが大切です。これらは容易いことではありませんが、分からないことは上司や他の職種の方がサポートしてくれる環境がうわまち病院には整っています。多くの物事に興味を持ち、様々なことに挑戦したい方にとって魅力的な職場です。新病院建設に携わりたい一心でエントリーシートを出した当時の情熱が今でも私の原動力になっています。
経営マネジメント職
病院を利用されるすべての方へ
より良い環境を
施設用度課
2020年入職(新卒採用)
2020年3月法学部法律学科を卒業。同年4月入職。入職後は施設用度課に配属され、空調および衛生設備等の院内環境整備や一般消耗品から医療機器まで院内で使用する物品の調達および管理に従事する。
学生時代は法学部で行政法を専攻していました。卒業論文を執筆する際に待機児童をはじめとする社会問題について研究したことがきっかけで、地域社会の問題解決に貢献したいと志しました。就職活動中、看護師として働く親戚の話を聞くうちに病院の事務職に興味を持ち、当院の存在を知りました。当院は地域医療に寄与する目的で設立された「地域医療振興協会」の運営施設のひとつであることも同時に知り、私も事務職として地域医療発展の一助となりたいと考え入職を決意しました。
入職後は施設用度課に配属されました。施設用度課での業務が始まる前に事務部内でのOJT(実務を通して、必要な知識やスキルを学ぶことができる)があり、医事課や総務課、企画広報課での業務を体験することができました。それぞれの課でどのような業務を行っているのかを早々に知ることができ勉強になりました。その後、施設用度課の『施設係』として院内の環境整備全般を担い、空調設備や衛生設備の施工業者手配に加え、入職して間もなく発生したCOVID-19流行に伴う大規模な施設改修にも取り組みました。
2年目からは『用度係』の仕事も行うようになりました。用度係ではボールペン1本からMRI等の大型医療機器まで病院運営に無くてはならない全ての物品の購入から廃棄を管理しています。当院で取り扱っている物品は医療材料だけでも千項目以上あります。それぞれの使用用途を把握することで購買業務を円滑に行えるため、経験豊富な上司に確認しながら少しずつ知識を付けました。
入職から短期間で『施設係』と『用度係』の双方の業務を経験したことで、どんな業務もフレキシブルに対応できるようになりました。施設用度課では早期に対応すべき案件が多いため、双方の業務を基礎から経験できたことが大きな強みとなっています。
入職当初はCOVID-19が流行し始めたばかりで、全国的にマスクやガウンをはじめとする物資の調達が非常に困難な状況でした。物資が届かなければ診療や手術が行えず、病院機能が停止してしまう恐れがありました。診療を継続するために限られた物資を施設用度課が管理し、各部署に医療材料を運搬するなどして、課が一体となって物資不足を防ぐための調整を行いました。また、物資を少しでも補うために普段から院内で医療材料の供給を行っている業者や販売代理店と協力して物資を調達し、それでも不足する場合は病棟間で補うよう他部署に協力を求め、全職員一体となりどうにか困難を乗り越えました。現在は当時の経験を活かし、同じ製品でも数社から材料を調達できるようシステムを変更し、有事に備えています。
また、流行開始時に発熱外来が備わっていなかったため、施設用度課が主となり災害用テントを設営し、診察を開始しました。COVID-19ウイルスが蔓延する理由の一つとして換気に原因があると判明した際は病室や外来等に空気清浄機を導入するため、スピーディーな対応をするべく家電量販店に直接購入しに行ったこともありました。また、病室内の換気扇設置は入院患者さんがいる中での施工であったため、騒音や粉塵が極力発生しないよう病棟スタッフと協力して実施しました。
当院は急性期病院であるため、日々緊急オペが入り、急遽医療材料や機器の準備が必要になることがあります。日頃から突発的な事象に備えていますが、どうしても当院で解決できない時は医療機器メーカーをはじめとする業者の方々の力をお借りしています。そのため、普段からメーカーやディーラーの方々と密にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことを大切にしています。多くの方の協力を得ながら緊急オペを実施し医師や看護師等から感謝された時、大きな達成感を感じるとともに事務職として医療に貢献できたことを誇らしく思い、仕事へのモチベーションが上がります。
施設用度課には設備関係や医療材料等の専門知識が豊富な先輩が多数いて、とても心強いです。私も専門的な知識を身に付けることで業務の幅を広げたいと考え、入職3年目にホスピタルエンジニアの資格を取得しました。課内にはすでに同資格を有する職員がいたため、勉強に行き詰った際は相談し、サポートしていただきました。今後も施設関係の資格取得に挑戦し、最終的には電気事業法に基づく国家資格である電気主任技術者の資格を取得したいと考えています。また、当院には様々な委員会があり、私は医師や看護師が基本手技を学ぶシミュレーションセンター検討委員会の運営事務局を務めています。シミュレーションに参加した際は、自分が調達した医療材料を実際に使用している様子を見ることができ勉強になります。シミュレーションだけではなく、心臓血管外科などの実際の手術も見学し、より一層当院に適した医療材料の導入提案をすることで提供する医療のレベルアップに寄与したいと考えています。
物事を俯瞰して捉え、客観的な考えを持つことを常に大切にしています。ただ設備や資材を導入して終わりではなく、導入した後も安定して長期的に使用できることまで考慮したうえで行動することが患者さんの命を守る病院では不可欠です。施設や資材の管理業務はどんな企業にも存在しますが、24時間365日年中無休で稼働する病院では特に重要な役割を担っています。自らが調達した資材が患者さんの命を救えているということが、明日への力に繋がっています。
採用担当者との面談(1回)、幹部職員との面接(1回)を基本的に予定しています。ご自身の言葉で志望に関する思いや考えをぜひ伝えてください。
可能です。新卒入職者の多くは一般の大学等を卒業した方です。多くの先輩スタッフによるサポートもありますので、業務に必要な知識は働きながら一緒に覚えていきましょう。学生時代に医療事務に関する勉強をしてきた方は、その知識を存分に発揮し、更なる知識を習得してください。また、経営マネジメント職では独自の教育プログラム(~The opportunity training for step-up!!~ )があり、身につけるべき知識について全スタッフで学んでいます。もちろん、働いていく中で自分の業務に関係することや興味のある分野について、積極的に学んでいこうとする姿勢も重視しています。
採用担当者までぜひご連絡ください。日程の調整をさせていただきます。また、興味のある分野・業務内容がありましたら事前にお知らせください。
※地域の感染状況により一時中止している場合もございます。オンライン等での実施も可能ですのでご相談ください。
様々な業務がありますが、必要なスキルとして共通しているのはコミュニケーション能力です。対患者さん、対職員等、院内外多くの人と関わりながら仕事を進めていくうえで良好なコミュニケーションを築くことは大切です。
採用担当者との面談で希望をお聞きしたうえで、適性と現スタッフの人員配置を考慮のうえ配属を決定いたします。
ご本人の業務習熟度やキャリアにあわせて、異動を実施することがあります。
入職後7日間にわたる全職種共通オリエンテーション、各部署OJT研修を実施しており、医療に関する基礎的な知識の習得、各部署での業務内容を包括的に理解することができます。全職種共通オリエンテーションは経営マネジメント職以外の同期との親睦を深めることもできる有意義な機会です。また、毎年4月には地域医療振興協会内の他施設事務職との合同オンライン研修もあり、施設の枠を越えた交流によって多くの刺激を受けることができます。他にも全職種対象の医療知識研修(毎月)、経営マネジメント職向けの専門研修(毎月)などがあります。
産前・産後休暇、育児休業等を利用して、出産・育児を経て働いている職員が多くいます。また、短時間正職員制度を利用して、正職員の身分のまま所定労働時間数や労働日数を変更して働くことも可能です。職員ひとりひとりのライフスタイルの変化に合わせた働き方ができるよう、女性活躍推進プロジェクトのメンバーが様々な相談に乗っています。病院には看護職を中心に、産休・育休を経てキャリアを積み上げている先輩方が多くいますので、子育てをしながら安心して働くことができます。
職員旅行(国内・国外)、資格奨励制度、うわまち病院版プレミアムフライデー制度(時間単位年休の取得)など充実しています。
※職員旅行はコロナ禍のため中止しています。
経営マネジメント職の平均勤続年数は、8.0年です。(令和3年度実績)
5:5です。病院の事務職員というと、女性が多い職場というイメージを持たれがちですが、性別にかかわらず活躍できる職場です。(令和4年4月1日時点)
経営マネジメント職の平均有給取得日数は、8.9日です。(令和3年度実績)
新入職員は初年度10日の有給休暇が付与されます。そのうち5日を入職日に付与、残り5日を10月(4月1日入職の場合)に付与されます。
2020年4名・2021年2名・2022年2名です。(横須賀市立市民病院との合計)2025年の新病院オープンに向けて一緒に働く仲間を募集しています。
過去の採用実績校の一例は以下の通りです。(横須賀市立市民病院との合計)
青山学院大学、亜細亜大学、宇都宮大学、学習院大学、神奈川大学、関東学院大学、国士舘大学、駒沢大学、埼玉大学、相模女子大学、産業能率大学、聖心女子大学、専修大学、玉川大学、中央学院大学、東海大学、東京工業大学大学院、東京国際大学、東洋大学、日本女子大学、日本大学、フェリス女学院大学、法政大学、北海学園大学、名桜大学、明治学院大学、明治大学、明星大学、横浜市立大学、立正大学、早稲田大学、和光大学(五十音順)
麻生医療福祉専門学校、宇都宮短期大学、横浜医療情報専門学校、横浜医療秘書専門学校、早稲田速記医療福祉専門学校(五十音順)
経営マネジメント職の取得資格の一例は以下の通りです。当院入職前に取得していたものもあれば、入職後に業務内容に応じて取得したものもあります。
・診療情報管理士(入職後取得者あり)
・医師事務作業補助者コース修了(入職後取得者あり)
・院内がん登録実務者研修修了(入職後取得者あり)
・認定ホスピタルエンジニア(入職後取得者あり)
・秘書検定1級(入職後取得者あり)
・メディカルクラーク1級/2級
・医療情報技師
・社会保険労務士
・秘書検定2級
・日商簿記検定2級/3級
・MOS Word/Excel/Access/PowerPoint など
月平均20時間程度です。 それぞれの業務により繁忙期とそうでない時期がありますので、各自メリハリをつけて仕事をしています。 残業代は別途支給とし、固定残業制ではありません。 また、感染対策の一環として時差出勤も導入しています。自身の業務都合に合わせて一部勤務時間を変更することで、時間外勤務の削減にも繋がっています。